職人が丹精込めてお作りした自慢のとうふで大豆の豊かな風味を味わった後は、2種類のお鍋で春の息吹を感じてください。壱の鍋では竹の子と信田(油揚げ)で春の香りに満たされ、弐の鍋では春先が旬の海の幸と山の幸が引き立て合う妙味をお楽しみいただけます。
春の味覚の代表格である竹の子。丁寧に湯がいた竹の子を、昆布と鰹の合わせ出汁で煮含めることで風味や香りを引き立てました。昔ながらの製法にこだわり、じっくり揚げることでしっとり仕上げた名物の信田(油揚げ)と共にお召し上がりください。信田からはジュワっとあふれる出汁の旨みと大豆の風味が広がり、竹の子のサクサクとした食感が口の中で心地よいリズムを刻みます。
同じ季節に出回る山の幸と海の幸が合わさり、それぞれの香りや味を引き立てあう“出合いもの”。瑞々しい苦みの旬菜と出合わせた海の幸は、蛤と桜海老です。春に旬を迎えるぷりっと弾力のある蛤は旨味たっぷりの真丈で、桜色が美しく海の宝石と称される桜海老はふんわりとした食感のがんもでご用意しました。丁寧にひいた鰹出汁に蛤の旨みを加えた出汁で仕立てたお鍋で、豊かな旬の美味をお楽しみください。
春食材の旨みが溶け込んだ出汁に信田とうどんを入れると、芽吹きの季節ならではの信田うどんの出来上がりです。醤油やみりんなどの調味料で味を整え、お好みで薬味を添えてお召し上がりください。
※写真は調理例です(葱や調味料はセットに含まれません)。
砂糖がいらないくらい甘みや旨みが強いことから“さとういらず”と名付けられた大豆のみを使用。糖度が高いためとうふをよせることが難しい大豆ですが、職人の技のすべてを注ぎ込んでお作りしました。
<召し上がり方>
まずはそのままでとうふ本来の味わいをお楽しみください。
その後、お好みで「醤油」や「塩」、「オリーブオイル」などをかけてお召し上がりください。